習近平国家主席の特使を務める戴秉国元国務委員は9月30日、パリで行われたフランスのシラク元大統領を追悼するイベントに出席しました。

戴氏は習近平主席を代表し、中国政府と人民の名義でシラク元大統領の逝去に深い哀悼の意を伝え、マクロン大統領やフランス国民およびシラク元大統領の遺族に心からの慰問の意を表しました。

戴氏は「シラク元大統領は高い名声を持つ政治家であり戦略家であった。中国とフランス、中国とヨーロッパの全面的な友好協力を推進し、東西文明の交流と学び合いを促進するために不滅の貢献を作り出した。中国は、この良き、古くからの友人を忘れることはない。我々はフランスと共に努力し、両国の全面的な戦略パートナー関係の発展を推進していきたい」と述べました。

これに対し、マクロン大統領は「習近平主席がシラク元大統領の追悼イベントに特使を派遣したことで、両国の友好は十分に示された。フランスは、中国との戦略的意思疎通や各分野の協力をさらに密接にしていきたい」と述べました。（玉華、謙）