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王外交部長、日本の茂木外相と会談

2019年 9月 27日20:06 提供:中国国際放送局

米国のニューヨークで国連総会に出席している王毅国務委員兼外交部長は現地時間26日、日本の茂木敏充外相と会談しました。

王外相は会談で、茂木外相の就任を祝福した上で、「今年6月のG20大阪サミットで、習近平国家主席が安倍首相と会談し、新時代にふさわしい中日関係を築くことで合意に達した。この合意を着実に実行し、ハイレベルの往来を積極的に積み重ね、困難を乗り越え、正しい軌道に沿って持続的、安定的に発展させたい」と述べました。

また、王外相は「中日関係はこのところ絶えず伸びており、戦略的価値が鮮明になっている。中日間の四つの政治文書を守りながら、食い違いや矛盾をコントロールし、両国の政治的基盤をしっかりさせて、新たな前景を開いて行きたい。中日両国はともに経済大国で隣同士であり、関係を維持し発展させるだけでなく、地域と世界の平和や繁栄へさらにエネルギーを注ぐべきだ。また、年内に東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉を終え、ハイレベルな中日韓自由貿易協定を結ぶべきだ」と述べました。

これを受けて茂木外相は、新中国成立70周年に祝意を示した上で、「ハイレベルの往来を密接に行い、イノベーションや協力を推し進め、文化交流を深め、第三国での協力を積極的に展開し、RCEP交渉の年内妥結を目指す」と述べました。(雲、森)