ようこそ、中国上海!
海上会客厅

Home >> 新着 >> 政治

中朝国交樹立70周年で関係は新段階へ 指導者会合を振り返る

2019年 9月 27日16:45 提供:中国国際放送局

中国と朝鮮は1949年10月6日に国交を樹立し、今年で70年目を迎えます。

この70年間、中国共産党と朝鮮労働党、中朝両国指導者、そして両国人民は友情を温め続け、両国関係は歴史的に新たな段階に入っています。

中朝両国指導者は、この1年半で5回の会談を行いました。今年6月、習近平中国共産党中央総書記・国家主席は朝鮮を訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長・国務委員会委員長との会談で、「共産党が指導する社会主義国家は中朝関係の本質であり、共通した理想と信念、および奮闘目標は両国関係推進の原動力である。また、両国の最高指導者による友情の継承と戦略的リードは、両国関係の最大の優位性である。そして、地理的に近く、文化的に繋がっていることは中朝関係の揺るぎない絆である」との立場を示しました。

これに対し、金正恩委員長は「中国との友情を受け継いで後世へと伝えていくことは朝鮮労働党と政府の揺るぎない立場である」と同感を示しました。

また、習主席が「中朝関係は歴史的に新たな段階に入っている。双方はハイレベル往来と戦略的意思疎通を深め、協力を拡大して友好交流を深めていくべきである」と語ると、金委員長は「習主席の訪問を契機として、両国関係のレベルアップを推進し、中国の経験や政策に学んで、経済発展と国民生活の改善に取り組んでいく」との考えを示しました。

さらに、朝鮮半島の非核化について習主席は「中国は朝鮮の合理的な安全保障と発展にできるかぎりの支援を行い、朝鮮および関係各国各側との協調と歩調の調整に力を入れ、半島の非核化と地域の長期的な安定を守る上での積極的な役割を果たしていきたい」との姿勢を示しました。

これに対し、金委員長は「朝鮮は冷静さを保ち、半島情勢をコントロールし、平和と安定を守って、国家発展のための良好な外部環境をつくっていきたい」との希望を語りました。(ジョウ、謙)