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日本の横井大使、新中国成立70周年成果展を見学

2019年 9月 25日15:52 提供:中国国際放送局

9月25日に新中国成立70周年成果展を見学する日本の横井裕大使

中国に駐在している一部の外国使節が25日午前、北京展覧館で開かれている「新中国成立70周年成果展」を見学しました。その中には日本の横井裕大使の姿がありました。

横井大使は、新中国成立からの70年間で収めてきた成果を高く評価し、「中国駐在の日本大使として、中国の人々とともに北京で新中国成立70周年の歴史的瞬間を迎えることを光栄に思っている」と述べ、「これまでの70年、中国は多くの分野で著しい成果を収め、大きな変化を遂げたが、中国の人々のチャレンジ精神、奮闘の精神は変わっていない。これについて敬意を表したい」と語りました。

今回の成果展を見学して一番印象深かったことについて、横井大使は中国の「高考(大学入試試験)」の再開を挙げました。その理由として、横井大使は1979年に日本の外務省に入省し、1980年代に中国へ来て仕事をした経験があります。「多くの中国人の友人は大学入試のおかげで運命を変えることができた」と述べました。

また、北京の冬空の下、白菜を買占めている80年代の写真を見て、横井大使は懐かしげに昔の中国の野菜市場のことを思い出しながら、「いま、中国人の買い物には、大きな変化が起こっている。それを中心に中国人の生活が大きく変わったと思う」と感慨深く話しました。

また、まもなく訪れる国慶節の大型連休について、横井大使は「多くの中国の方々が日本に頻繁に行って頂いて、大変喜んでいる。日本と中国はとても近く、長い歴史を共有しながらも細かいところでそれぞれの特色や魅力を持っている。観光によって、相手国の魅力を発見してほしい」と中国人観光客の日本訪問を歓迎するとともに、「中国は非常に長い歴史を有し、かつ非常に広大な国土の中に魅力的な場所が沢山ある。ぜひ多くの日本の方々が中国を訪れるように努力していく」と大使としての抱負を語りました。(取材・写真撮影:劉叡琳)