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元首による外交は中国・中東欧協力の新局面切り拓く

2019年 9月 25日14:40 提供:中国国際放送局

習近平国家主席はここ数年で中東欧を2回訪れています。二国間または多国間の外交の場で中東欧諸国の指導者と頻繁に交流を行っており、中国・中東欧諸国関係について一連の重要な論説をし、発展の方向を明らかにしています。元首による外交の下、中国と中東欧諸国は全方位的で、広い分野にわたる多次元の協力という新局面を切り拓いています。

セルビアを訪問期間中に習主席はこの国の唯一の鉄鋼メーカーであるスメデレヴォ製鉄所を視察し、食堂で就業者と親しく交流しました。習主席は中国とセルビアの伝統的な友好関係を高く評価し、就業者たちが仕事に励み、工場で実施中の両国協力プロジェクトが早期に成果が実ることに期待を示しました。その上で、「双方が密接に協力して、それぞれの優位性を十分に発揮し、企業の競争力を高めさえすれば、スメデレヴォ製鉄所は必ず活気を取り戻し、地元の雇用増加や人民の生活レベルの向上、セルビアの経済発展が促され、中国・セルビアの実務協力、ひいては中国・中東欧諸国の国際生産能力協力のモデルとなるだろう」と述べました。

中国は近年、中東欧17カ国すべての国と「一帯一路」協力文書を締結しています。これについて習主席は「中国・中東欧諸国協力と中欧関係の枠組みで協力を強化し、相互尊重と互恵ウィンウィン、開放した包摂ある精神に則って、双方の協力と『一帯一路』を結び、地域と世界の発展に寄与していく」と表明しました。

中国・中東欧協力は地元住民に確実な利益をもたらしたことから、高く評価されています。クロアチアのプレンコヴィッチ首相は「中国・中東欧協力メカニズムが確立されてから、実り豊かな成果を挙げている。各側が利益を受けただけでなく、『一帯一路』の重要な構成部分として中欧関係の発展の推進に有益となった」と高く評価しました。(Mou、星)