外交部の耿爽報道官は24日、北京での記者会見で、「米国は、中国の信仰の自由を公正かつ客観的に見て、宗教問題を利用しての内政干渉やうその繰り返しによる中国への非難はやめるように」と述べました。

米国のペンス副大統領が、国連の会議で中国などに対して宗教の自由を非難したと伝えられていますが、これについて耿報道官は「中国政府は法に基づいて信仰の自由を保護しており、各民族にも十分に伝わっている」と述べました。

耿報道官はまた、「米国は中国の反対を無視し、宗教や人権を盾にして新疆に関する政策を度重ねて責め立て、内政干渉している。また国連で新疆問題について話し合うなどとはもってのほかだ。こうした言動に断固として反対し、米国は会議を取りやめ、新疆への非難や人権という名における内政干渉はやめるべき」と強調しました。（hj森）