中国共産党中央対外連絡部の宋濤部長は20日、インドネシアの首都ジャカルタでジョコ大統領と会談しました。

宋部長は会談で、「習近平主席と大統領は、両国の全面的な戦略パートナー関係を発展させることで合意した。中国共産党は、インドネシアの各政党とともに、この合意を確実に実施し、『一帯一路』の枠組み内における発展戦略との結び付きや実務協力を強化し、両国の関係発展、中国と東南アジア諸国連合（ASEAN）との関係発展を推し進め、地域の平和と安定を維持し、繁栄と発展を進めたい」と語りました。

これに対して、ジョコ大統領は「中国はインドネシアにとって重要な戦略パートナーである。今後も中国とともに『一帯一路』に力を入れるほか、投資や経済、貿易、科学技術などの分野で協力を展開し、多国間主義を堅持し、共に発展していきたい」との考えを示しました。（非、森）