王毅国務委員兼外交部長は20日、北京で、中国を訪問中のモルディブのシャーヒド外相と会談しました。

王外交部長は、「中国は、『一帯一路』協力を推進してモルディブの経済や社会の発展を後押したい。またモルディブは、中国企業の進出へ条件を作り、ビジネス環境を整え、自由貿易協定の早期実施を目指してほしい。そして、双方が国民生活や海洋などでの協力を深め、若者、観光、スポーツ、友好都市などで交流を深めるよう希望する」と述べました。

これに対して、シャーヒド外相は、「モルディブ政府は、『一つの中国』の原則を揺るぎなく守り、力のある二国間関係の推進に尽力する」と述べました。

王外交部長とシャーヒド外相は会談後、両国間の協力覚書に調印したほか、双方の協力文書の調印式にも立ち会いました。（玉華、森）