ロシアを公式訪問している李克強総理は現地時間18日午後、モスクワのクレムリン宮でプーチン大統領と会談しました。

李総理は会談で、習近平国家主席からの心のこもった挨拶をプーチン大統領に伝えたうえで、「中国とロシアはともに最大の隣国であり、今年は国交樹立70周年を迎えている。つい最近、両首脳は、両国関係を新時代の全面的な戦略協調パートナー関係に高めていくことで合意した。両国が健全で安定した関係を発展させていくことは、双方だけでなく地域ないし世界にもプラスになる」と強調しました。

李総理はまた「両国の協力は見通しが明るい。中国は『一帯一路』構想をユーラシア経済連合と結びつけ、二国間貿易の規模拡大や質の向上を促していきたい」と述べました。

これに対してプーチン大統領は、新中国成立70周年に祝福の意を表し、「中国との関係はロシア外交の優先的な選択肢だ」と述べました。（藍、森）