李克強総理は現地時間17日午後、サンクトペテルブルクで、ロシアのメドベージェフ首相と共に中露首相第24回定期会合を主催しました。会談の後、双方は共同記者会見を開き、成果を紹介しました。

双方はいずれも今回の会談の成果を前向きに評価しました。李総理は「今年は中露国交樹立70周年の節目の年である。当面の両国関係は健全かつ安定的に進んでいる。このことは両国の共同利益と一致しており、人類文明の進歩にも福祉をもたらしている」と強調しました。その上で、両国の協力について、「エネルギーをはじめとする従来の協力分野において新たな進展を遂げている上、越境ECや技術のイノベーションをはじめとした新分野においても新たなハイライトが次々と現れている」と強調しました。さらに、「多国間主義と自由貿易を擁護している両国は、対外開放と相互開放を拡大することで、互恵ウィンウィンと共同発展をより良く実現させていく」と指摘しました。

これに対して、メドベージェフ首相は「両国の全面的戦略協調パートナー関係が新たな時代に入っている。今回の会談期間中、広い分野における一連の協力協定が結ばれた。ロシアは中国とともに、協力の重点を従来のエネルギー分野からハイテク分野へと拡大することに力を入れていく」と述べました。（朱Ｙan）