全国政治協商会議の辜勝阻副主席は14日、習近平国家主席の特使として、ジンバブエの首都ハラレでムガベ前大統領の葬儀に出席しました。辜副主席は習主席を代表し、中国政府と人民を代表しムガベ氏の逝去に哀悼を表し、ムナンガグワ大統領およびジンバブエ国民、そしてムガベ前大統領の遺族に見舞いを述べました。

辜副主席はまたジンバブエでムナンガグワ大統領と会談し、ムガベ前大統領について、「ジンバブエそしてアフリカの優れた政治家で民族解放運動のリーダーであり、中国とジンバブエ、中国とアフリカの友好協力に多大な貢献をしてきた」と述べました。その上で、「中国はこの古き良き友人を忘れることはない。ジンバブエとともに、全面的な戦略協力関係を推し進めていきたい」と、中国政府の姿勢を示しました。

これに対してムナンガグワ大統領は、習近平主席へのあいさつと感謝の言葉を述べ、その上で「習主席が特使を派遣してくれたことは、両国の深い絆の表れである。これからも両国の協力関係を固め、発展させていきたい」と強調しました。（朱森）