国務院の李克強総理はロシアのメドベージェフ首相の招きを受けて16日から18日までロシアを公式訪問し、第24回中露首相定期会談に出席する予定です。

外交部の楽玉成副部長はブリーフィングで「李総理の今回のロシア訪問は中露関係が新時代に入ってから両国首相が行う初めての定期会談である」と述べ、「今回はこれまでの会談と比べて特殊性を持っている。それは新時代の第一段階における両国関係の新たな成果の獲得を推進するため、重要かつ前向きな役割を果たすことだ」と示しました。

李総理のロシア訪問日程について、楽副部長は「訪問期間中、李総理はサンクトペテルブルクで、メドベージェフ首相と中露首相定期会談の枠組み内でそれぞれ小範囲、広範囲の会談を行う。そして、第24回中露首相定期会談の共同声明に署名して発表を行い、それに伴って調印式と記者会見に出席する。このほか、プーチン大統領とも会談する予定である」と明らかにしました。

楽副部長によりますと、今回の首相会談が及ぶ実務協力の分野には、経済貿易、エネルギー、航空宇宙飛行、インフラ整備などの両国の伝統的協力分野のほか、農業、イノベーションなど新しい協力方向も含まれ、共同声明は今回の訪問の成果を体現するものだということです。

さらに楽副部長は「今回の首相定期会談によって新時代の中露実務協力がより広いものになると信じている」と述べました。（ヒガシ、星）