王毅国務委員兼外交部長はアルビ大統領と会談（写真提供：外交部オフィシャルサイト）

パキスタンを訪問している王毅国務委員兼外交部長は8日、イスラマバードで、アリフ・アルビ大統領と会談しました。

アルビ大統領は王外交部長に、習近平国家主席への挨拶を伝えた後、「中国は最も信頼できる親しい友人であり、かねてから様々な分野で多大な支援や支持をしていることに感謝する」と述べました。さらに、「中国を孤立させたり成長を止めようとしたりする企てに反対し、テロ対策での協力や東トルキスタン・イスラム運動（ETIM）への取り締まりを強化し、現地の中国人や事業の安全をしっかりと確保していく」と語りました。

これに対して王外交部長は、習主席からのメッセージを伝えた後、両国の全天候的戦略協力パートナーシップを高く評価しました。そして、中国・パキスタン経済回廊（CPEC）の建設を「一帯一路」における質の高い発展のモデルケースとし、様々な分野で協力をさらに深めていくとの考えを示しました。

このほか王外交部長は、イムラン・カーン首相、クレーシ外相、バジワ陸軍参謀長官などと会談したほか、第３回中国・アフガニスタン・パキスタン外相対話に出席しました。（Lin、森）