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2019年 9月 8日13:28 提供:中国国際放送局
第3回中国・アフガニスタン・パキスタン三カ国外相対話がパキスタンの首都イスラマバードで行われ、王毅国務委員兼外交部長、アフガンのサラフッディン・ラバニ外相、パキスタンのクレシ外相が参加しました。
王外交部長は「当面のところ、南アジアの情勢は深刻で複雑な変化が起きている。米国とアフガンのタリバンの和平交渉は前向きな進展を遂げた。アフガンの平和と和解で大きなチャンスを迎えているが、一部の歴史上の争議が持ち上がり、地域の平和と安定に影響を与えている」と示しました。その上で、「三カ国は共に努力して、『アフガニスタン人による主導、アフガニスタン人が所有』というアフガン和解プロセスの推進、アフガンとパキスタンの関係改善の促進、三カ国の実務的協力の推進、テロリズムの共同取締りなどの面で新たな努力をしていくべきである」との考えを示しました。
三カ国の外相は「アフガニスタン人による主導、アフガニスタン人が所有」という和解プロセスを通じて、アフガンの持続的な平和と安定の実現を推進することや、世界銀行などの国際金融機関と協力して相互連結の関連プロジェクトを展開することに同意するとともに、三カ国協力によってテロを取り締まる覚書の第1弾の実施項目リストを採択しました。(ヒガシ、星)