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暴力行為の制止や秩序の回復が第一=香港の法曹界

2019年 9月 5日14:27 提供:中国国際放送局

馬恩国弁護士

国務院香港マカオ事務弁公室は3日、香港特別行政区や各界の関係者に対し、暴力行為の制止や秩序の回復に向けて、意識をあわせて行動するように呼びかけました。

これを受けて、香港の法律業界から、暴力を抑えることなどは現在最も重要で切迫した任務だとの声が上がっています。

香港法学交流基金会の主席を務める馬恩国弁護士は、記者の取材に対し、「暴力を抑えることなどは最重要の問題であり、経済を立て直す前提でもある」と述べました。

馬弁護士はまた、これに向けて果たせる役割を法律的側面から説明しました。

馬弁護士は、「香港の法律に違反した者に対し、司法部門は充分な証拠を揃えた上で有罪判決を下せる。裁判所は暴力を抑える上で大変大きな責任や機能を有する。仮に暴徒を逮捕できなければ、多くの市民の期待を裏切り、『基本法』で与えられた権力が無駄になる」と述べました。

また、香港弁護士会対外事務常務委員会の葉鉅雲弁護士も同じ考えを示し、公の権力部門が特別行政区政府を支持すれば、暴力の制止が早期に果たされる」と強調しました。(藍、森)