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欧州連合（EU）に駐在する中国代表は8月31日、「EUは、中国の強い反対を無視して香港問題で無責任な発言をした。国際関係の基本ルールに反する」と抗議しました。

これは前日の30日に、EUで外務・安全保障を担当しているモゲリーニ上級代表が「香港当局は集会や言論の自由、平和的なデモをする権利を尊重すべきだ」とコメントしたことに対するものです。中国側はさらに、「EUで、法律破りの暴力行為を『平和的な集会』と混同し、『自由の権利』と見なして『尊重』をするようにとの声が出ているが、これはEUが貫いているルールや法的理念に相反するものである。こうした言葉は事態の緩和につながらず、火に油を注ぐもので、香港の繁栄と安定を破壊することになる」と注意しました。（閣、森）