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「中国はフェンタニルの供給源」はウソ=外交部

2019年 8月 28日20:03 提供:中国国際放送局

麻薬に指定されているフェンタニルについて、このところ米国が「中国の輸出規制が甘く、国内での氾濫を生む最大の供給元になっている」と幾度も指摘しています。これについて、外交部の耿爽報道官は28日、「全くの事実無根」と反論しました。

耿報道官は、「中国政府は、国連より厳しい規定でフェンタニルを管理している。米国でフェンタニルが氾濫している一番の理由は、鎮痛剤の乱用である。フェンタニルによる薬の密造や乱用は国際問題であり、解決するには各国の努力が必要だ。米国は事実を重く見て、中国の働きを客観的に認め、責任をなすり付けず、国内の管理レベルを引き上げ、有効な手段でフェンタニルによるニセの薬の製造、販売、密輸を取り締まるべきだ。中国は乱用を防ぐために米国を含む世界各国と協力を深めたい」と述べました。(怡康、森)