ようこそ、中国上海!
海上会客厅

Home >> 新着 >> 政治

王毅外交部長、イラン外相および日本国会議員団と会談

2019年 8月 27日10:19 提供:中国国際放送局

王毅国務委員兼外交部長は26日、北京で、イランのザリフ外相および日本の国会議員団とそれぞれ会談しました。

ザリフ外相との会談で王外交部長は、「世界では今、一国主義がはびこり強権政治が台頭している。中国はイランおよびほかの国と共に多国間主義を擁護し、国際関係の基本ルールを守り、各国の正当で合法的な権益を維持していきたい」と表明しました。またイラン核問題について「最終的な合意につながるすべての努力を支持し、イランの正当な訴えを理解し、イランが合意を履行してそれにふさわしい報いを得るべきだと考える。中国は責任感ある国として、最終合意を引き続き履行し、湾岸地域の緊迫した情勢の緩和へ前向きに働きかけたい」との姿勢を示しました。

これに対してザリフ外相は、ヨーロッパ訪問でイラン核問題の最終合意を巡って各国と意見交換した旨を説明し、話し合いを通じて問題を解決していく姿勢を改めて表明しました。

さらに王部長は、野田聖子議員率いる日本の国会議員団と会談し、「中日両国の関係で、いかなる困難にあっても日本には常に中国との友好に努める大きな力を持っている。引き続き中日友好、そしてアジアの平和と繁栄のために貢献してほしい」と述べました。

これに対して野田議員などは、「女性政治家の役割を含めた両国の各レベルの交流をさらに進めて、様々な課題に対応していきたい」と表明しました。(Mou、森)