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2019年 8月 20日21:50 提供:中国国際放送局
ロシアのモスクワで発生したデモ運動について、ロシアは「米国が無許可の集会活動に介入している」と指摘しました。これに対し、外交部の耿爽報道官は20日、北京で行われた定例記者会見で、「一部の外部勢力がロシアで行っている小細工は、彼らが中国の香港で行っている行為と実に似ている」と指摘しました。
このほど、モスクワで一連のデモが起こったことが報道されました。米国駐ロシア大使館は公式サイト上で、「ロシア当局は自由で公正な選挙と平和集会を行う公民の基本的権利を引き続き制限している」との声明を発表し、モスクワにおけるデモのルートと集合地点を明確に記載しました。一方で、ロシア外務省のザハロワ報道官は「米国大使館が無許可の集会活動に介入した証拠がある」と示しています。
耿報道官は「中国とロシアは、国家の主権と安全の維持、社会の安定と秩序の維持、外部からの干渉への反対において共通の利益と訴求を有している。中国はロシア側と共に、両国元首が達成した重要な共通認識を基礎にして、両国の新時代における全面的な戦略協力パートナー関係の深化を揺るぎなく堅持し、共に関心を寄せる問題において交流と学び合いを展開し、相互の支持を強め、交流と協力を密接にし、共通利益を守っていきたい」と示しました。(RYU、謙)