王毅国務委員兼外交部部長は12日、北京でインドのジャイシャンカル外相と共に、中国・インドハイレベル人材と文化交流メカニズム第2回会議を主宰しました。会議では、両国の教育、文化と文化財保護、観光、メディア、青少年、スポーツ、地方、映画とテレビ、シンクタンク及び伝統医薬などの分野の責任者が、第1回会議の開催後にそれぞれの分野で得られた両国の交流と協力面における新たな進展、また、次段階の交流と協力に関する新たな計画について報告しました。

中国とインドのハイレベル人材と文化交流メカニズムは、習近平国家主席とインドのモディ首相の提唱により設けられ、2018年に正式に運用をスタートしたものです。王部長は会議の席上、「このメカニズムにより、中印関係の全面的発展の促進に向けて新たに重要なプラットフォームが立ち上げられた。初回の会議以降、中国とインドの人材と文化交流は、10の重要分野における協力で新たな進展を遂げた」と述べました。

会議後、王部長とジャイシャンカル外相は、「2020年中印外交部門による交流と協力に関する行動計画」に署名したほか、文化、スポーツ、伝統医薬、博物館などの人材と文化分野における2国間協力文書の調印にも立ち会いました。

その他にも、王部長とジャイシャンカル外相は同日、第4回中印メディアサミットフォーラムの閉会式に出席、さらに両国の映画ウィーク開幕式にも参加しました。（任春生、む）