アジア欧州会合（ASEM）アジア側参加メンバーの高級実務者会合が6日、中国の提案と主催により四川省成都市で行われました。アジアの21カ国および東南アジア諸国連合（ASEAN）の高級実務者らが会議に出席し、外交部の馬朝旭副部長が開幕式で挨拶しました。

馬副部長は「ASEMはユーラシア大陸最大の政府間対話協力会合だ。目下の国際情勢を踏まえ、ユーラシア各側、特にアジアのメンバーは団結と協力を強化し、多国間主義を擁護して、開放型世界経済の構築にさらなる力を注ぐべきだ」と呼びかけました。

また、「中華人民共和国はまもなく成立70周年を迎える。中国は引き続き全面的に改革を深め、開放を拡大し、世界により多くの協力チャンスを提供し、各国と手を携えて人類運命共同体の構築に尽力したい」と示しました。

各国代表は馬副部長の発言に賛同し、「一致団結して協力を拡大させ、多国間主義を支持し、相互連結を含む実務協力を強化することで、ユーラシア協力を新たな段階へと推し進めたい」と表しました。（怡康、謙）