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王外交部長「『軍事化』のレッテルは中国に貼れない」

2019年 8月 3日13:27 提供:中国国際放送局

タイの首都バンコクで、東アジア協力に関する一連の外相会合に出席している王毅国務委員兼外交部長は2日、一部の国による南海問題に関する中国へのむやみな非難についてコメントを発表しました。

王外交部長は「中国とアセアン諸国の努力により、南海の情勢はほぼ安定し、良い方向に向かっている。我々は『南海に関する行動宣言』(原題『南海各方行為宣言』)に則って『南海行動準則』の協議を進めて、枠組みがほぼ出来上がり、中国とアセアン諸国がこの協議を進めていく決意と能力が示された。残念なことに、平和を求め協力を促す地域各国の願いと裏腹に、域外の大国が絶えず南海で武力を誇示し、わざと緊迫感を生んで、この地域での軍備増強への口実としている。これは善意ある行動ではなく、また地域の平和と発展を見据えた責任ある行動ではない」と強調しました。

さらに王部長は、「中国は、地域の平和と安定の断固たる擁護者として、防御的な国防政策を進めている。国際法に基づいて自らの領土で防衛施設を設けるのは主権国家の正当な権利である。域外の大国が、中国は南海で軍事化を進めているとしきりに非難しているが、まさにその張本人が世界で数百の軍事基地を持っている。全世界で軍事化を進めている国は、他国に対し軍事化を進めているなどと非難する理由や資格がない。こうしたレッテルは中国には貼れない」と強調しました。(Mou、森)