王毅国務委員兼外交部長は2日、タイの首都バンコクで第9回東アジアサミット外相会合に出席しました。

この中で王外交部長は「国際情勢には複雑で深刻な変化が起こっている。アジア各国、とりわけ発展途上国では、平和と発展を求める意欲が一層高まっている。一方で、さまざまな不確定性要素が依然として存在し、保護主義や一国主義が台頭するなど、各国の発展は大きなリスクとチャレンジに直面している。いかにチャンスを掴みチャレンジに対応するか、そして、この地域の長期にわたる平和と安定、持続可能な発展を実現していけるか、それが我々の共通する課題である」としました。

これら課題への取組みとして、王外交部長は各国に対し3つの提案を出しました。1つ目に、多国間主義をあくまでも擁護すること、2つ目に、多国間にまたがるチャレンジに共同で対応すること、3つ目に、対話と協議を通じた問題解決を貫くことです。（Mou、謙）