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王国務委員が米ポンペオ国務長官と会談

2019年 8月 1日20:02 提供:中国国際放送局

王毅国務委員兼外交部長は1日、タイのバンコクで米国のポンペオ国務長官と会談しました。

席上、王国務委員は、「中米は互いの戦略的意図を正しく取り扱うべきだ。中国の発展プロセスを妨げる企みは不公平であり、到底できるものではない。双方は国家元首の外交による中米関係の戦略的かつ主導的役割を最大限に発揮し、個々のハイレベル対話メカニズムを活用し、それぞれの分野における協議を強化すべきである。また、双方は意見の食い違いと敏感な問題を適切に取り扱う必要がある。米国が『1つの中国』の原則及び『中米3つの共同コミュニケ』の規定を遵守することを促し、台湾関連の問題を慎重に扱わなければならない。双方は様々な分野での協力を拡大し、米国が両国間の人的交流に障害をもたらさず、逆に便宜を図ることを期待している」と述べました。

これを受けて、ポンペオ国務長官は、「トランプ大統領と米国政府は、中国の発展を抑制するつもりはないことを再度表明する」と述べ、米国の姿勢を明らかにしました。そして、「幅広い分野で中国との協力を行い、米中貿易協議が無事に推進されることを望んでいる。米国は、『中米3つの共同コミュニケ』の規定及び『1つの中国』の原則を引き続き遵守していく。米国は米中間の文化交流と人的往来の強化を支持し、両国の人員往来における問題を適切に対処する」と示しました。

また、双方は朝鮮半島問題についても意見交換を行いました。王国務委員はさらに、南海、新疆、香港などに関する問題について中国の立場を表明するとともに「米国が中国の核心的利益と重大な関心を尊重し、発言と行動には慎んでもらいたい」とポンペオ国務長官に要請しました。(任春生、星)