アリー・ラリジャニ国会議長と会談する宋部長（左）

イラン公益評議会の招きに応じ、中国共産党中央委員会対外連絡部の宋涛部長が中国共産党代表団を率いて28日から30日にかけイランを訪問し、アリー・ラリジャニ国会議長、サーデグ・ラリジャニ公益評議会議長、ジャハンギリ副大統領らと面会しました。

宋部長は「中国は一貫して戦略的、長期的な視点でイランとの関係を考えている。党の交流を通じて両国の政治的相互信頼や戦略的連携、実務的協力、さらには両国関係を促進していきたい。また、イラン核合意を断固として擁護し、多国間主義を守り、人類の運命共同体の構築を推進していきたい」と述べました。

イランの高官らは、中国との関係を重視し、各分野における交流や協力を強化する姿勢を示した上で、地域および国際的な取組みにおける中国の積極的な役割を高く評価し、今後も核問題などについて中国とのコミュニケーションを強化していきたい考えを表明しました。（鵬、謙）