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中国は国際法の維持者と建設者=専門家

2019年 7月 30日12:33 提供:中国国際放送局

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外交部と中国国際法学会が共催する「大きな変局における国際法:発展途上国の役割シンポジウム」が29日、北京で開催されました。会議に参加した専門家や学者らは、「中国は一貫して国際法の維持者と建設者である。この百年でかつてないほどの大きな変局に世界が直面する中、中国はさらに他の発展途上国と共に努力して国際法を遵守し、公平と正義を維持して、平和発展と協力の核心的な価値を促進していくべきである」と述べました。

アフリカ国際法研究所のサニ・モハメド所長は、「中国はアフリカをけん引して国際社会へ向かって歩み、我々が新たな国際秩序の一部分になることを支援してきた。中国が国際法と世界の秩序を構築する中で果たした役割に感謝したい」と述べました。

アメリカ・ロヨラ大学のジェイムス・ジャシー教授は、「一部の国は各種の国際組織と国際条約を離脱しており、多国間主義に挑戦をもたらした。しかしその一方で、ますます多くの発展途上国がグローバルガバナンスに積極的に参与し、国際法の維持に尽力している。国際協力を通してこそ、発展や気候変動、国際貿易などの人類の共通の課題を解決することができる」と指摘しました。

外交部の羅照輝副部長は、国連を中心に据えて国際法を基盤とした国際システムを維持する中国の主張を打ち出しました。羅副部長は「はじめに国際規則を制定する際に多国間主義を堅持して、発展途上国の代表性と発言権を向上させていく。次に国際法の着実な遵守を推し進め、『国連憲章』で確立された基本的原則を維持し、世界貿易機関(WTO)を中心にして規則を基盤とする多国間貿易システムを維持していく。第三に国際法に従って公平と正義を擁護し、平和発展と協力という核心的な価値を促進していく」と強調しました。(玉華、星)