王毅国務委員兼外交部長はブラジルのアラウージョ外相と外相級全面的戦略対話を行いました。対話後の記者会見で、「ブラジルと連携して、両国の全面的戦略パートナー関係を新たな段階に引き上げたい。また、中国・ラテンアメリカ協力、新興市場協力、南南協力の各モデルをともに作りたい」と中国の姿勢を示しました。

王部長は「ブラジルは中国と戦略的パートナー関係を結んだ初の発展途上国である。また、全面的パートナー関係を結び、二国間の貿易額が1000億ドルの大台を突破したラテンアメリカ国家でもある。中国とブラジルの関係は戦略性と牽引性を持っている。中国はブラジルと結んだ全面的戦略パートナー関係を非常に重要視しており、ブラジルとの全面的協力を絶えず深化させていきたい」と強調しました。

さらに、「双方は両国の実務協力のレベルを引き上げることで合意した。農業、工業、インフラ整備、宇宙航空など従来の分野における協力を深めていくと同時に、イノベーション、デジタル経済などの新たな協力分野における成長ポイントを開拓していくことでも合意した」と述べました。（朱、星）