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王毅外交部長、ポーランドのチャプトヴィチ外相と会談

2019年 7月 9日10:25 提供:中国国際放送局

王毅国務委員兼外交部長はポーランドのワルシャワで現地時間8日、チャプトヴィチ外相と会談しました。

会談で王部長は、「今年は中国とポーランドの国交樹立から70周年になる。ポーランドは最初に新中国を認めた国の1つで、両国関係は国際情勢が揺れ動く中で常に発展を維持している。習近平国家主席が2016年にポーランドを訪れ、両国関係を全面的な戦略パートナー関係に引き上げることでドゥダ大統領と合意し、これからの方向性を示した」と述べました。

さらに王部長は、揺れ動く国際情勢の中で両国関係を発展させていくために、以下3つの提案を出しました。

まず、安定した両国関係を維持し、戦略的な意思疎通を強め、ハイレベルの往来を続け、関係の発展へ条件を築くこと。次に、互いにプラスとなる協力をし、「一帯一路」を生かし、それぞれの発展戦略と結びつけ、インフラの整備や生産面での協力にスポットを当て、ハイレベルなユーラシア交通路を築き上げるとともに、互いに市場を開放して企業の進出を促すこと。そして3つ目に、両国協力の戦略性を高め、中国とポーランドはそれぞれ、中東欧諸国の協力メカニズムの提案国と、その中の最大の国として、リーダーシップを発揮し、地域間の協力を実り豊かなものにするとともに、多国間主義をあくまでも維持し、多国的な貿易体制を擁護し、気候変動など世界的な課題に対応し、国際事務で交流や連携を強めてユーラシア大陸の安定と繁栄を促進していくように、といった主張をしました。

これに対してチャプトヴィチ外相は、中国との交流を強め、信頼を深めていきたいと表明し、「ヨーロッパの中心部に位置するポーランドは、『一帯一路』に積極的に加わってヨーロッパとアジアの交流の中枢になり、定期貨物便を充実化させて中国への輸出を拡大したい。また、中国企業のポーランド進出を歓迎する」と述べ、中国と中東欧諸国との協力や、中国とヨーロッパの関係発展に寄与していく姿勢を示しました。(Mou、森)