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王毅外交部長、ポーランドのモラヴィエツキ首相と会談

2019年 7月 9日10:43 提供:中国国際放送局

ポーランドを訪れている王毅国務委員兼外交部長は現地時間8日、ワルシャワでモラヴィエツキ首相と会談しました。

王部長は、李克強総理の挨拶を伝えた上で、「今年は両国の国交樹立70周年に当たる。今回の訪問は、両国関係のこれからの発展を計画するもので、共通認識をまとめ、協力の潜在力を掘り出し、関係の発展へ力を注いで、内容を豊かにし、未来を切り開きたい」と表明しました。

さらに王部長は、「巨大な市場を持つ中国は、互恵ウィンウィンの開放を絶えず拡大し、発展の好機をポーランドにシェアしたい。そして両国の貿易をバランスよく発展させ、保護主義や一国主義に共に反対する。また中国企業のポーランド進出を支援し、大規模なプロジェクトを実施していく。ポーランドは、中国を含む各国の企業に対し、公正で公平、かつ透明なビジネス環境を築いてほしい」と述べました。さらに、ポーランドは見通しが明るく、「一帯一路」の重要なパートナーであり、欧州連合(EU)の新興勢力の代表として、中国との関係発展へ前向きな役割を果たしてほしいとの期待も示しました。

これに対してモラヴィエツキ首相は、中国と平等に付き合い、信頼や互恵協力を深めていきたいと表明し、「中国のポーランドへの進出を歓迎し、透明で公開といった形で各国企業に接し、保護主義と一国主義にあくまでも反対する」と述べました。その上で、中国と中長期的な協力計画を立て、全面的な戦略パートナー関係の明るい未来を切り開いていくと述べました。(Mou、森)