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国務院常務会議、自由貿易試験区の改革を支持

2019年 7月 4日11:37 提供:中国国際放送局

李克強総理は3日、国務院常務会議を主宰し、自由貿易試験区の改革実施状況に関する報告を受けました。その上で、「改革開放に関する自由貿易区のトライアルを支持し、越境ECなど新たな業態の実施策を改善し、産業革命の勢いにあわせて貿易モデルを改めていく」と述べました。

会議では、「自由貿易試験区の更なる開放を支持する。投資や市場参入許可などを軸に地方政府の管理権限の移行を推進し、外商投資ネガティブリスト2019年版を実施し、法体系を整備する。また大きな改革について、地方と部門が共同で実行する体制を設けるほか、修正が必要な法律についてはできるだけ早く審議を行う」としています。

また会議では、「越境ECなどの新たな業態を支えることは、産業革命における流れであり、貿易のレベルアップを促進する重要な措置である。次の段階で、35ヵ所ある既存の総合試験区のほかに新たに実施都市を設ける。そして所得税の徴収方法を利便化する策を打ち出す。また、越境ECを成長させる仕組みを作り、物流体系などを整えて、海外で倉庫を増やす。さらに、模倣品や粗悪品を取り締まり、法に基づきメーカーや消費者の権益を守る」と示されました。(殷、森)