ようこそ、中国上海!
中医薬、世界へ広がる

Home >> 新着 >> 政治

中勃が戦略パートナー関係へ=両国元首、北京で会談

2019年 7月 3日20:29 提供:中国国際放送局

習近平国家主席は3日、北京で公式訪中中のブルガリアのラデフ大統領と会談を行いました。両首脳は両国の関係を戦略パートナー関係に引き上げることで合意しました。

習主席は会談の中で、「中国とブルガリアの関係が樹立されて70周年を迎えるタイミングで、ラデフ大統領と両国関係を戦略パートナー関係に引き上げることを宣言することとなった。これを新しい起点として、両国の協力に新たな原動力を注いで行きたい」と述べました。

習主席はまた、「両国は尊重しあい、信頼しあい、政府や立法機関、政党など各方面での往来を強化し、互いの核心的利益と重大な関心事項について引き続き支持しあっていくべきだ」とした上で、「ブルガリアは最も早く中国と『一帯一路』構想に関する政府間協力文書に調印した中・東欧の国の一つであり、中国側はブルガリアと戦略連係を強化し、インフラの相互連結を促し、貿易と投資の規模を拡大し、人的・文化交流を密接にできるよう願っている」と述べました。

習主席はさらに、「中国は中欧関係を重視しており、欧州一体化を支持する。新体制の欧州連合(EU)における対中政策が安定性と連続性を保ち、相互尊重、公平正義、協力ウィンウィンを基礎に、中欧間の平和、成長、改革、文明という四カテゴリーにおけるパートナー関係を共に構築していけるよう願っている」としました。

これに対して、ラデフ大統領は、「『一帯一路』構想は世界の平和と繁栄を利する存在だ」として、ブルガリア側が今後深くこれに関与し、地域的優位性を生かして、欧州とアジアの門戸とハブの役割を果たしていく意思を表すと共に、「ブルガリア側は中国と貿易、運輸、航空など分野での交流と協力を強化することを願い、且つ、中国企業がブルガリアへの投資を拡大することを歓迎している」と述べました。(ヒガシ、む)