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習主席の訪露で両国関係がレベルアップ=専門家

2019年 6月 9日11:35 提供:中国国際放送局

習近平国家主席は7日、第23回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムに出席しました。「持続可能な発展を堅持 繁栄で美しい世界を共に構築」と題して演説をし、国際社会とともに新たな持続可能な発展の道を切り開いていく決意を強調しました。今回の習主席のロシア訪問についてロシアの専門家は、「戦略的そしてマクロ的な角度から両国関係を全面的にレベルアップさせるものだ」と述べました。

地域経済の統合を担当している大統領顧問のセルゲイ・グラジエフ氏は、「両国関係の新たな出発点に立ち、両国は政治、経済、文明で全面的に信頼している」と述べました。

また、プーチン大統領と習主席は、「一帯一路」構想とユーラシア経済連盟の結びつきを強調し、金融、貿易などといった分野について、これからの国際経済の戦略的枠組みへロードマップを策定しました。

これについてグラジエフ氏は、「世界経済の回復が鈍化しつつあり、保護貿易主義が台頭している中で、中国の経済発展の経験やスタイルはロシアを含む各国の参考になる」と述べました。

さらに、ロシア科学アカデミー会員で両国の「一帯一路」戦略発展研究会の会長を務める陳志剛氏は、「現在、ロシア学術界は『大ユーラシアパートナーシップ』を明確化し、具体化している。『一帯一路』との結びつきがまさにそれを進めるものであり、経済や貿易の一体化や科学技術の一体化も含まれている。最終的な目標はユーラシアを経済統合することで一致しており、多極化の発展に重要な役割を果たす」と述べました。(殷、森)