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郷土にある中国の夢<習近平氏が語る国民生活の物語(一)>

2019年 2月 5日11:20 提供:中国国際放送局

2015年9月22日、米国を公式訪問中の習近平国家主席はワシントン州政府と友好団体の共同主催による歓迎レセプションで、以下の物語を語りました。

「1960年代末ごろ、わずか十代の私は北京から中国陝西省延安市にある梁家河という村にやってきて、現地の生産隊に入隊して農民になった。そこで7年間もの時を過ごした。その後、私はあの村の中国共産党支部の書記になり、村人を率いて生産に取り組んだ。当時は、村人が肉の食べられる豊かな生活を過ごさせることが夢だった」

これは特別な経験だと言えます。習氏はある日、新聞から四川省の農村部がメタンガスを利用する記事を読みました。習氏は自費で四川省綿陽市に行って、技術を学びました。梁家河に戻ってきた習氏は陝西省初のメタンガス発生タンクを建設しました。

村人と共に生活して、道路を修築、メタンガス発生タンクを建設、中国共産党に入党、生産隊の共産党支部の書記になるなど、7年間の農村生活が習氏は育て、強い信念を持つようになりました。習氏はある文章で「人民の公僕として、陝西省北部の高原は私の根のような存在である。あそこで『人民に口先だけでは終わらせない』という変わらない信念を持つようになった」と昔のことを振り返りました。

習氏は「人民の力、人民の根本的なものを見出して、民衆や社会を理解することが大切だ。実際の状況に基づいて問題を正しく処理する考えがあの頃、心の中に生まれた。今になっても当時の経験が私に影響を与えている」と語りました。(殷、星)(写真提供:新華社)