外交部の華春瑩報道官は24日、定例記者会見の場で、今月30日、核保有五カ国の輪番コーディネーターを担当する中国が、北京で核保有5カ国会議を開くことを明らかにしました。

華報道官は、「中、米、露、英、仏は、『核拡散防止条約』で定められた核保有国であり、この条約の審議の過程において、核保有五カ国協調メカニズムが形成されるようになった。今度の会議はこの5年来初めて行われる会合であり、ここ数日、各方面は密接に意思疎通を行い、北京会議のために下準備を進めている。核保有五カ国が協調と協力を強化し、意見の食い違いを適切に処理し、国際平和や安全及び安定を共に維持することは重要な意義がある」と語りました。また、今度の会議の議題について、華報道官は「核政策や核戦略及び核軍縮、核不拡散ならびに原子力の平和利用などが討議される」としました。（非、む）