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王国家副主席が語る 歴史が示す五つの啓発=スイス

2019年 1月 23日22:38 提供:中国国際放送局

王岐山国家副主席は現地時間23日、スイスのダボスで行われている世界経済フォーラム(WEF)の年次総会に出席し、基調講演を行いました。

王副主席は歴史から得られる啓発について、「1つ目には、中華民族が長期にわたり人類文明の先端を歩み、人類の発展と進歩に多彩な貢献をしてきた点がある。中華文明の歴史と文化の蓄積は、中国人の遺伝子に組み込まれており、中国人の夢は世界の多くの民族の中で再び民族の偉大なる復興を実現させることにある。2つ目には、中華民族が平和を熱愛し、開放的かつ包摂的、そして時代の流れに沿って発展している民族である点がある。我々は中華民族の優秀な伝統文化を受け継ぐと同時に、異なる文明と価値観を尊重し、人類文明の優秀な成果を吸収することに努めている。我々は中国の特色ある社会主義の道を歩むことを堅持するのと同時に、各国の人民が自ら選んだ道と制度を尊重して行く。3つ目には、中華文化が、「己達せんと欲して人を達せしむ、天下を公のものとす」という理念を信奉し、「礼を以て人に接し、互恵共栄すること」を求め、「力を頼りに弱者をいじる、唯我独尊を決め込むこと」には反対している。中国は自国の発展を図ると同時に、各国と手を携え共に発展することを望み、国際社会と共に人類の運命共同体を構築することを望んでいる。4つ目には、70年間の成果が棚から落ちてきたぼた餅ではなく、他人から賜かったものでもない点がある。これは中国の人民が勤労さの下に汗水を流し、知恵と勇気を振り絞り、改革とイノベーションを繰り返す中で奮闘して得たものなのだ。中国人民は一致団結することで、様々なリスクとチャレンジに対応する能力を有している。5つ目には、960万平方キロ余りの国土面積、約14億の人口、5000年余りの文明史が我々の最も国情の基盤であり、中国の進む道と理論、制度、文化への自信の源でもある点である。我々はすでに、中国の国情に合致する、時代の要求にも合致する正しい道を歩み出しており、改革開放の中で中国の特色ある社会主義を絶えず整備発展させている。この事業に対し、我々は自信に満ちており、その自信は揺るぐことがない」と指摘しました。