王岐山国家副主席は現地時間23日、スイスのダボスで行われている世界経済フォーラム(WEF)の年次総会で、「経済グローバル化のプロセスで生まれた問題の解決には、症状に即した薬を処方すべきだ。発展の不均衡は、発展を通じて解決をはかるべきだ。国家は積極的に構造改革を行い、公平と効率の関係性をしっかりと把握し、効果的な政策措置を講じ、所得分配の格差拡大を防ぎ、新技術と市場競争が一部の地域と分野にもたらすダメージによりよく対応し、たえず発展する中で民衆が遍く利益を得られるようにして行くべきだ。我々は大きなパイを作って行く中において、その配分についてより良い方法を考えることが大切であり、そこで手を止めて配分の仕方について際限の無い言い争いを繰り広げるべきではない。また、責任転嫁も問題の解決にはつながらない」と指摘しました。