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米国の「ミサイル防衛評価報告」に強い不満と反対=外交部

2019年 1月 19日11:46 提供:中国国際放送局

外交部の華春瑩報道官は18日、米国防総省が17日に発表した「ミサイル防衛評価報告」の中で存在しない中国の脅威を煽っていることに強い不満を示し、これに断固反対するとともに、米国側に対して冷戦思考を止め、実際の行動をもって国際的な平和と安定を維持するよう求めました。

華報道官は「この報告書は平和と発展という時代のテーマを無視し、冷戦思考やゼロサムゲームといった過去の観念に満ちている。そして、地政学的な政治に基づく対立や大国同士の競争を誇張し、存在しない中国の脅威を煽っている。米国のこの行為は、建設性が全くなく、地域の平和と安全を損ね、国際的な核軍縮プロセスに影響を与え、軍事競争を引き起こす恐れのある、グローバル戦略の均衡と安定を破壊するものだ」と指摘しました。

華報道官はさらに、「中国は共同での、総合的、協力的、持続可能な安全保障の観点を一貫して提唱し、平和発展の道を歩むことを堅持し、防衛型国防政策の履行を堅持して、戦略的能力の発展の面において終始積極的な自制の態度を保つ。米国を含む全ての国に対し脅威となることはなく、そのような意思もない」と示しました。(RYU、謙)