全国統一戦線部長会議が18日、北京で開かれました。会議では、中国共産党中央政治局常務委員でもある全国政治協商会議の汪洋主席が談話を発表し、「改革と発展の安定維持という任務が未曾有の試練に直面している現在、『習近平氏の新時代における中国の特色ある社会主義思想』を指針として、習総書記による統一戦線活動の強化と改善に向けた重要思想を確実に学習し理解しなければならない。時代の方向性をしっかりと把握し、中国共産党中央委員会による統一戦線への政策決定を実行に移すとともに、広範な統一戦線メンバーの知恵と力を結集すべきだ」と指摘しました。

汪全国政協主席はまた、過去1年間における統一戦線活動について、「進取的で団結した良い局面が形成されている」と評価した上で、「課題が山積している2019年においても、中国共産党中央委員会による統一戦線活動に関する政策決定を確実に実行に移し、中国の特色ある社会主義政治参加党派の建設に重点を置き、新型の政党メカニズムの優位性を一層引き出さなければならない」と指摘しました。さらに、調和の取れた民族関係や非公有制経済の健全な発展、統一戦線の影響力と包容性の向上などに取り組むことによって、「優れた成績で新中国成立70周年を祝うべきだ」と示しました。（洋、謙）