現地時間16日、楊潔チ習近平国家主席特別代表、中国共産党中央政治局委員、中央外事活動委員会弁公室主任はカイロで、エジプトのシーシ大統領と会見しました。

席上、楊代表は「両国首脳によるけん引の下、ここ数年、中国とエジプトとの全面的なパートナー関係が大きな進展を遂げている。今回、習主席の特別代表として、エジプトを訪問したのは両首脳が達成したコンセンサスを実行に移し、双方のハイレベルの往来の勢いを保ち、政治信頼を強めて、互いの核心的利益や重大な関心事にかかわる問題で支持し合うためである。双方は今後、『一帯一路』の枠組み内で両国の産業協力メカニズムを生かして、各分野における実務協力を推し進め、両国民により多くの福祉をもたらせるようにしていきたい」と語りました。

これを受けて、シーシ大統領は「中国側とともに形成された両首脳のコンセンサスを確実に実施し、『一帯一路』建設を促して、全面的な戦略的パートナー関係をさらに強めていきたい」との考えを示しました。また、「アフリカ連合（AU）の輪番議長国を担当することを機会に、アフリカと中国、さらにアラブ諸国と中国との協力がより大きな成果を遂げられるように努めていきたい」と強調しました。（非、星）