外交部の華春瑩報道官は16日の定例記者会見で、「イギリスの欧州連合（EU）離脱問題に非常に注目している。中国は離脱プロセスが安定的、秩序的に進むことを期待している。中英関係や、中国とEU関係の平行発展を推進する既定の政策は変わらない」と述べました。

15日、イギリス議会下院で賛成202票、反対432票で、EU離脱を巡る協定と政治宣言が否決されました。また同日、野党の労働党は政府に対して不信任動議を提出したということです。

華報道官は、「我々は安定、開放、発展したイギリスとEUが各方面の利益において合致すると見ている。離脱プロセスが安定的、秩序的に進むことを期待している。イギリスの野党が不信任動議を提出したことについては、イギリスの内政であり、中国はコメントしない」と述べました。（玉華、星）