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中国・フィンランド首脳会談、「関係発展を目指す」

2019年 1月 14日23:49 提供:中国国際放送局

習近平国家主席は14日、北京を訪問中のフィンランドのニーニスト大統領と会談し、両国関係の政治的基盤の維持や新たな実務協力分野の開拓などについて一連の提案をしました。

習主席は会談で、「このところの両国関係の主軸は、未来志向の新たなパートナー関係の構築や推進である。2013年に海南省でこの件について合意しており、2017年にヘルシンキで共同声明を発表し、こうした関係の位置づけを正式に確認した。今回の大統領の訪中期間中、合同活動計画を発表し、この関係の本格展開に向けてロードマップを制定する。両国関係の発展は両国民に確実な利益をもたらすもので、大統領とともに力を入れ、関係発展の新たな1ページを開きたい」と述べました。

これに対してニーニスト大統領は「貿易、イノベーション、環境、観光、北極開発などで中国との協力を強めたい。今年の後半には欧州連合(EU)の議長国となるので、これを生かして中国との関係を密接にしていく」と表明しました。

またこの日、習主席とニーニスト大統領は、両国のウィンタースポーツイヤーのオープニングセレモニーに選手たちとともに参加しました。習主席は挨拶に立ち、「新中国として初めて1952年のヘルシンキオリンピックに参加し、国旗が掲揚された。オリンピックで縁が結ばれた両国は今日、またオリンピックで友情の1ページが開かれる」と述べました。

これに対してニーニスト大統領は、2022年の北京の冬のオリンピック開催を支持すると述べた上で、「ウィンタースポーツの年間イベントを初めて中国とともに開催する国となり大変光栄だ。両国民の友情が深まるだろう」と述べました。(Mou、森)