国務院は9日、全国安全生産テレビ電話会議を開きました。中国共産党中央政治局常務委員でもある国務院の李克強総理は重要な指示を下し、「安全生産活動は、経済の持続的かつ健全な発展、人民の穏健な暮らしを保障するためには重要なことだ」と強調しました。

李総理はさらに、2018年の安全生産責任制の徹底や重大安全生産事故の防止などの面で「各地区や各関係部門が積極的な成果を上げた」と評価した上で、「新たな一年においても、習近平氏の新時代における中国の特色ある社会主義思想を指針として、人命をこの上なく大切にし、安全発展の理念を確固たるものにしなければならない。重大安全リスクの解消と重大安全事故の防止を重点に、緊急対策メカニズムの更なる完備に取り組み、道路交通や化学工業などの重点的な業界分野に対する特別整頓活動を徹底し、全面的な点検作業を通して安全リスクを取り除く。そして、防災、減災、救済の能力を確実に向上させ、企業が主体となる安全生産責任と関係部門の監督管理責任を着実に全うし、人民の命と財産の安全を守り、経済のハイクオリティな発展を推し進めるために新たな貢献をしてほしい」と指摘しました。（洋、星）