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李総理、第21回ASEAN・中日韓首脳会議に出席

2018年 11月 15日20:40 提供:中国国際放送局

シンガポールを訪れている李克強総理は15日午前、21回目となる東南アジア諸国連合(ASEAN)と中日韓との首脳会議(10 + 3)に出席しました。ASEAN 10カ国の首脳と、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領、日本の安倍晋三首相が出席し、シンガポールのリー・シェンロン首相が議長を務めました。

会議で李総理は、「現在、保護貿易主義が台頭する中で、我々13カ国は多国間主義と自由貿易をしっかりと維持するべきだ。昨日行われた第2回東アジア包括的経済連携(RCEP)首脳会議では、早期に最終段階の交渉を進めて、近代的で包括的、ハイレベルな互恵共栄の自由貿易協定を結ぶことで各国が合意した。現在、中日韓の自由貿易交渉が確実に進んでおり、関係国はこれら2つの交渉のバランスを取りながら推進して、行動をもってルールに基づく多国間貿易制度を維持するシグナルを発して欲しい」と述べました。

また李総理は、10 + 3協力の次の段階について、東アジアの経済統合を進めること、金融の安全性を強化すること、革新的な協力を行うこと、包摂的な開発を進めること、文化交流を強化すること、といった提案をしました。(任春生、森)