シンガポールを訪問している李克強総理は14日午後、コンベンションセンターで第2回東アジア地域包括的経済連携（RCEP）首脳会議に出席しました。

会議で李総理は「ASEANが主導し、議長国シンガポールが推進する中、各国は仕事のペースを加速してきた。その結果、RCEPをめぐる交渉の完成度は、去年は半分たらずだったが今年は80％近くに達した。交渉は重要な時期に入っており、我々は前向きな勢いを保ち、来年の妥結を目指していくべきだ」と強調しました。

また各国首脳は、反グローバル化と保護主義が台頭する今、さらなる努力をして経済統合プロセスやルールに基づく国際秩序と自由貿易を推進していく必要があるとのことで一致しました。今の勢いに乗って来年の交渉妥結に向け努力していきたいとしています。（鵬、森）