習近平国家主席は間もなくパプアニューギニアを公式訪問し、首都ポートモレスビーで開かれるアジア太平洋経済協力会議（APEC）第26回非公式首脳会議に出席します。これを前に、現地に駐在している薛氷大使がこのほど中国国際放送局のインタビューを受けました。薛大使はこの訪問について「中国と、パプアニューギニアを含む太平洋の島国との関係が大きくレベルアップし、戦略的信頼関係が増進し、両者の共同発展にはずみをつけていくだろう」との見方を示しました。

また薛大使は、「今回は初めてパプアニューギニアでの開催となる。2016年にパプアニューギニアが開催地に立候補した際、中国は強力に支持すると表明した。その後の準備段階でも強くサポートしており、今回の会場となる国際会議センターの建設も含め、インフラ整備など多くの面で支援を果たした」と説明しました。

さらに、「こうした支援はすべて必要性に応えたものであり、見返りを期待してのものではない。パプアニューギニアは国全体が習主席の訪問を待ち望んでいる」と述べました。（鵬、森）