李克強総理は現地時間の13日夜シンガポールで、商工聨合総会と中華総商会が共同で主宰した歓迎晩餐会に出席し、挨拶しました。

李総理は「この40年間、中国は改革開放によって、大きく変貌した。シンガポールも絶えず新しい成果を遂げて、『シンガポールの奇跡』を作った。この40年におけるシンガポールの発展経験は中国の貴重な参考となっている。同時に、中国の成長はシンガポールに重要なチャンスをもたらした」と述べました。

また、「今後、中国は高品質の成長を推し進めるため、より力を入れて、より実務的な措置を講じ、改革開放の歩みをより速めていく」と強調しました。その上で、「国内の外資系企業のために、平等かつ公平なビジネス環境を作るため、政治の簡素化や減税、費用低減などを継続していく。シンガポールを含めた各国の企業がチャンスを逃さずに中国への投資を拡大することを望む」と語りました。さらに、「中国経済の成長は全体的に安定しており、合理的な範囲で運行している。国際環境の変化が著しくなっている中、中国経済はある程度の減速にさらされてはいるが、長期的な成長といった基盤は変わることないだろう」として、中国発展のビジョンはより明るいものであることを示しました。（朱星）