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李総理、シンガポール首相と会談

2018年 11月 13日13:25 提供:中国国際放送局

李克強総理は12日午後、シンガポール大統領官邸でリー・シェンロン首相と会談を行いました。

李克強総理はその際、「シンガポールは中国の良き隣人であり、重要な協力パートナーであり、中国の改革開放プロセスに積極的に参加している。双方の政治的信頼は強く、実務協力の面で目覚ましい成果を収めてきた」と示した上で、さらに「両国は互いに重要な貿易投資パートナーである。中国はシンガポールとの意思疎通と協調を強化し、互恵協力を深め、両国関係を新たな段階に引き上げることを期待している」としました。

また、「中国は、ASEAN協力が東アジアの経済一体化プロセスにおいて中心的立場にあることを支持している。中国はASEANとの全方位的な協力を強化していきたい。互いに尊重し、譲り合う精神に基づいて『RCEP(東アジア地域包括的経済連携)』の交渉を推進し、中国とASEANの『南海行動規範(COC)』策定に取り組み、南海の平和と安定を共同で維持していく」との考えを示しました。

これに対し、リー・シェンロン首相は「シンガポールと中国の関係は良好な発展傾向を見せている。双方の貿易、投資、科学技術、教育、文化などの分野の実務協力は新たな成果を遂げ、互恵ウィンウィンを実現している。ASEANの輪番議長国として、シンガポールはASEANと中国の関係発展とCOC交渉プロセスを積極的に推進していく。また、RCEPの交渉は今年、重要な進展を遂げ、すでに交渉の最後段階に入った。合意の早期達成を期待する」と述べました。(HJ謙)