衛星航法システムに関する国際委員会（ICG）の第13回大会が5日、陝西省西安市で開かれました。習近平国家主席は、この大会に祝賀メッセージを送りました。

習主席はこの中で、「今年は、第1回国連宇宙会議開催50周年である。各国は衛星ナビゲーション分野での国際協力と協調を強化し、世界規模で衛星ナビゲーションの応用を促進し、衛星ナビゲーションが人間の福祉に更に寄与することを促すべきだ」と述べました。

習主席は、また、「中国は衛星航法システムの開発を重視し、積極的に国際協力を行っている。北斗システムは、これまでの40年の改革開放の中で中国が成し遂げた重要な成果の1つである。今年の末までに、北斗システムは、『一帯一路』の国々と地域に開放して稼働することになっている。また、2020年までにそのサービスは世界をカバーし、更に2035年までに、よりユビキタスで、統合的で、インテリジェントな総合時空体制を建設する。中国は、北斗システムの開発成果を他の国々と共有し、世界の衛星ナビゲーション産業の盛んな発展を共に促進したい。この大会の出席者が、交流を深め、アイデアを集めて、世界の衛星航法システムが世界及び人類に利益をもたらすことを願っている」と語りました。（任春生、星）