10月31日、パプアニューギニア（PNG）のオニール首相が、同国の首都ポートモレスビーで王毅国務委員兼外交部長と会談しました。

オニール首相は習近平主席と李克強総理への挨拶の言葉を王外交部長に託した上で、「パプアニューギニアは太平洋島嶼国地域における中国の重要かつ親密な友人だ。国交樹立後に両国関係は絶えず発展し、現在は史上最高のレベルに達している」と表明しました。さらに、「中国は、パプアニューギニアによる今年のアジア太平洋経済協力（APEC）非公式首脳会議の開催について、最も早くから支持を表明しており、会議運営にも力強く支援を提供してくれている。このことに深く感謝する。我々は来月、習近平主席がAPEC非公式首脳会議の出席ならびにパプアニューギニアへの公式訪問を行うことを心待ちにしており、その成功のために全力を尽くしていく」と示しました。

これに対して、王外交部長は「パプアニューギニアは中国と『一帯一路』協力枠組み協定に真っ先に調印した太平洋島嶼国だ。オニール首相に、来年の『一帯一路』国際協力サミットへの出席を招請する。中国はこれからもパプアニューギニアと『一帯一路』の枠組みの下で、貿易、投資、生産能力、教育などの分野での協力を強め、パプアニューギニアの持続可能な発展と島嶼国地域の共通した発展に力添えしていきたい」と表明しました。（Yan、謙）