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習主席、ベネズエラ大統領と会談=北京

2018年 9月 14日22:02 提供:中国国際放送局

習近平国家主席は14日、北京でベネズエラのマドゥロ大統領と会談しました。

席上、習主席は「中国側は、終始戦略的角度からベネズエラとの関係を考え、発展させている。新たな情勢と新たな挑戦を前に、両国は力を合わせて友好的信頼関係を増進させ、互恵協力をイノベーティブに推し進め、共同発展を持続的に促進し、両国の全面的戦略パートナー関係を新たなステップへと導き、両国の人々に利益をもたらさなければならない」と述べました。

続けて習主席は、「双方は、『一帯一路』の共同建設に関するメモランダムの調印を契機とし、双方がすでに形成している協力事業に関する共通認識のリンクと実行を加速させ、ベネズエラの自主的発展能力を向上させ、両国の協力が持続可能なものとなるよう後押ししていかなければならない」と強調すると共に、「中国は一貫して、平等互恵、共同発展との原則に則って、ラテンアメリカ諸国との協力を推進している。中国・ラテンアメリカフォーラムの建設を促すと共に、両者の全面的協力パートナー関係の安定とした発展を推し進めていきたい」と強調しました。

これに対し、マドゥロ大統領は「両国国民は長年来友好関係を保っている。双方は共に努力し、様々な試練に耐え、豊かな成果を実らせてきた。今回の中国訪問で、双方が広範な分野における協力を拡大していくことで合意したことは、両国の協力が全方位的であることを示すもので、ベネズエラが進める『国家経済の回復、安定と繁栄計画』と符合するものだ」としたうえで、長期にわたる中国からの理解と支持に感謝の意を表し、中国の改革開放や国家運営の成功経験を参考にしていきたいとの期待を示した上で、「『一帯一路』建設に積極的に関与し、効果的な資金調達の方法を模索し、エネルギーや生産能力などの分野における協力を強化し、人材と文化面での交流を拡大してゆき、共に両国関係のより美しい未来を切り開いていきたい」と述べました。

会談後、両首脳は両国政府の「一帯一路」建設の共同推進に関するメモランダムの調印式に立ち会いました。(藍、む)